私の「好き」が誰かの「好き」になる

2018.09.20

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趣味は、自室の部屋で好きなだけ没頭する。

ギターをポロリと弾き、一眼レフで撮影した写真を眺め、

絵本を書こうとストーリーを頭に浮かべては紙になぞる。

 

羊毛フェルトでモノづくりをする時間も同じでした。

チクチク、ザクザク。

 

色んな音を奏でながら、想像でしかなかったものを形にする過程を

ひとりで楽しむ時間が東京に住む頃から好きでした。

今回はそんな私の「好き」を綴ります。

(大学1年の冬につくった「虫食いリンゴ」。黄色いのは芋虫です)

 

陸前高田に移住して、約半年。

新しい環境、新しく出会う人達。

自己紹介の際に羊毛フェルトが趣味である事を話すと、

「いいね!私にも作ってよ」という言葉を貰うようになったのがきっかけで、

8月に羊毛フェルトワークショップを開催してみました!

 

「羊毛フェルトって意外と簡単に作れるんだね。楽しかったよ」と。

嬉しいなあと思ったのと同時に、私の心にポッと温かく残った感覚がありました。

 

「自分の『好き』が、陸前高田では誰かと一緒に大切にできちゃうんだ!」

海と山に囲まれた町でも、自分の好きなことはそのまま大切にできるんだ。むしろ、誰かが一緒に楽しんでくれるんだ。

そんな発見でした!

 

移住する前と変わらずありのままの自分でいれる陸前高田での暮らしが、ここにはある。そう感じています。

執筆者プロフィール

高田暮らし