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初めまして。
4月より陸前高田市へ移住し高田暮舎のスタッフとなりました、長崎県出身の田中です。
高田暮らしを始めて1ヶ月が経ちました。
「何でこんなとこさ、移住してきたの?」
よく地域の方々からそう言われます。
今回は初めてなので、陸前高田に関わるようになったきっかけ、そして移住を決断した思いを綴りたいと思います。
陸前高田に移住する前までの話を簡単にしますと…
保育士を辞めた後、全国を旅し、熊本地震をきっかけに各地で災害支援を2年間行い、その時のご縁で2017年から宮城県石巻市で働いていました。
災害支援時代に出会った男子大学生が石巻に遊びに来てくれた時、石巻で3泊する予定が急きょ1泊を気仙沼のゲストハウスですることになり、気まぐれでついていったのが最初のきっかけです。
そのゲストハウスで、自然の中で子ども遊びをしたいという関東の大学生に出会い、陸前高田へ通うようになりました。
畑だった空き地を遊び場にしたり
地域の人たちと飲んだり
関東から遊びに来る若者とわずか18世帯の地域の人たちと一緒に盆踊りを復活させたり
少しづつ「住んだら楽しそうだな」と思うようになりました。
移住するかどうか迷っていた12月、移住を決断したのは、ある移住者の言葉でした。
「震災からもうすぐ8年。被災地ではなく、面白いことをやってる田舎があるなぁって思って欲しいんだよね」
自分は、陸前高田が被災地という認識をあまり思っていません。
人口が2万人を下回った田舎。
そんな田舎で、地域の人たちと、自由に面白いことやりてぇなー。
陸前高田のために、というよりも、このココロ躍る感覚、ワクワクセンサーの導く方へ、気づけば心が動いていました。
陸前高田に通うようになって1年で移住。
「スピード婚じゃん」って表現した人もいました。
まだ陸前高田の魅力は何って聞かれてもあまり答えられません。
『移住してこんなことやりたい』
『地域のためになりたい』
『出会った地域の人たちと一緒に生活したい』
移住したい理由は様々ですが
『何か面白そう』
そのココロ躍った直感を頼りに〝ただ移住する〟ってのもあっていいんじゃないかと思います。
みなさんは最近ココロ躍ったできごとはありましたか?