ココロが躍る方へ、32歳、移住しました。

2019.05.07

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初めまして。

4月より陸前高田市へ移住し高田暮舎のスタッフとなりました、長崎県出身の田中です。

 

高田暮らしを始めて1ヶ月が経ちました。

 

「何でこんなとこさ、移住してきたの?」

よく地域の方々からそう言われます。

 

今回は初めてなので、陸前高田に関わるようになったきっかけ、そして移住を決断した思いを綴りたいと思います。

 

陸前高田に移住する前までの話を簡単にしますと…

保育士を辞めた後、全国を旅し、熊本地震をきっかけに各地で災害支援を2年間行い、その時のご縁で2017年から宮城県石巻市で働いていました。

 

災害支援時代に出会った男子大学生が石巻に遊びに来てくれた時、石巻で3泊する予定が急きょ1泊を気仙沼のゲストハウスですることになり、気まぐれでついていったのが最初のきっかけです。

そのゲストハウスで、自然の中で子ども遊びをしたいという関東の大学生に出会い、陸前高田へ通うようになりました。

 

畑だった空き地を遊び場にしたり

地域の人たちと飲んだり

関東から遊びに来る若者とわずか18世帯の地域の人たちと一緒に盆踊りを復活させたり

少しづつ「住んだら楽しそうだな」と思うようになりました。

 

移住するかどうか迷っていた12月、移住を決断したのは、ある移住者の言葉でした。

「震災からもうすぐ8年。被災地ではなく、面白いことをやってる田舎があるなぁって思って欲しいんだよね」

 

自分は、陸前高田が被災地という認識をあまり思っていません。

人口が2万人を下回った田舎。

そんな田舎で、地域の人たちと、自由に面白いことやりてぇなー。

陸前高田のために、というよりも、このココロ躍る感覚、ワクワクセンサーの導く方へ、気づけば心が動いていました。

 

陸前高田に通うようになって1年で移住。

「スピード婚じゃん」って表現した人もいました。

 

まだ陸前高田の魅力は何って聞かれてもあまり答えられません。

 

『移住してこんなことやりたい』

『地域のためになりたい』

『出会った地域の人たちと一緒に生活したい』

 

移住したい理由は様々ですが

 

『何か面白そう』

 

そのココロ躍った直感を頼りに〝ただ移住する〟ってのもあっていいんじゃないかと思います。

 

みなさんは最近ココロ躍ったできごとはありましたか?

執筆者プロフィール

高田暮らし