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スタッフ一人の理想の働き方についてみんなで実践してみようという企画。
今回は、4月より高田暮舎に加わった松田と田中が、高田暮舎2年目になる広報担当の山﨑風雅の1日にせまりました。
朝5時 出勤前
「将来、漁業に携わりたい」という思いで陸前高田に移住した山﨑は船の上にいる。
朝の浜仕事は、もちろん高田暮舎とは直接関係のないものなので、日中は普通に高田暮舎のスタッフとしての仕事をこなす。
「朝が早いと一日気持ちよく、私にとって理想的な暮らし」と笑い、周りの人も浜仕事をした日の山﨑の表情はいい顔をしていると話す。
〝仕事以外で自分にとって豊かな時間がある〟ことに幸せを感じている。
9時 出勤
午前中の仕事場は、大学生の頃から関わっている特定非営利活動法人SETの事務所。
山﨑にとってSET事務所は「古民家だから居心地よくて、鳥のさえずりが聞こえてきたり、田んぼが見えて心地いいし、SETにいる人たちの熱量に刺激を受ける」と、気持ちの良い場所の様子。
SET事務所での昼食は、誰かが作ってくれたた手作りご飯が多く「みんなで食べるご飯は楽しい」と話し、山﨑にとっての「居場所」がそこにあるように感じた。
昼休憩は、風が気持ちいい縁側でゆったりと。
14時 高田暮舎事務所へ移動
高田暮舎について「大変な事もあるけれど、その分面白い。大変じゃなかったら面白くない。」「自分で出来ることが増え、今もライティングの勉強をしている。」「陸前高田の仕事を作っている人たちの話をたくさん聞けて、それで陸前高田に来たいと思う人が移住してくれる。ハッピーじゃないですか?」と、高田暮舎での仕事にやりがいを感じている。
朝の浜仕事は勤務時間外だが、全く切り離しているわけではなく「自然と共に生きている暮らしを体感し、発信し、市外の方にも知って欲しい」と、高田暮舎の広報としての仕事に楽しみながら取り組んでいる。
【文章】松田道弘、田中大樹