親になる。

2020.11.20

コンテンツ

コラムの出番は久々の越戸です。なぜ久々になったかというと「子育て」の一言に尽きます。

7/26に息子が生まれて3ヶ月。世の中の親たちがこんな過酷なことをこなしているという事実に驚きと尊敬しかありません。

日々、ウンチ、オシッコ、オムツ、ミルク、フロの繰り返し。だけど、確かに家族としての何かが変化している実感はあるというか。

そして、あらためて自分の親に感謝ですね。

息子が生まれてから、子守の手伝いや食べもの送ってくれたりと色々と何でもやってくれるんです。恥ずかしい話だけどお金の援助も。

もう35歳になる息子のために資金を貯めてくれていたということに感謝はもちろんだけど、とっても驚いたんです。35年続けるその気持ちがただただすごいと思った。

そして自分を見返してみると、うーん、自分はまだそこまで「親」にはなれていないなあ。いつか親らしくなれるのか。

でもな、息子よ。まだ自分のことであっぷあっぷで、君のウンチの匂いまで愛おしいとは思えないけど、夜中にミルクを吐かれてもおしっこかけられても、ため息ではなく笑えるようになってきたんだぞ。

まあ、思う存分泣いて吐いてオシッコひっかけてください。それが父親として成長させてくれるんだろうから。

執筆者プロフィール

越戸 浩貴

2013年に陸前高田に移住したのち、民泊事業や空き家事業、郷土芸能活性化、アーティストインレジデンスのディレクターなどを務める。家好きが極まって3軒の空き家を所有したり運用したり。壁一面のレコードとかCDとか本に囲まれて暮らしているコレクター型人間。