高田で暮らしたいんです

2021.12.28

コンテンツ

こんにちは。私が東京に戻ったやいなや、高田では雪が降ったみたいですね。
お久しぶりです、暮舎のピチピチ大学生枠担当オカダです。

2年前にインターンに来たとき以来のコラム登場です。コロナ前と思うとだいぶ経ったなあ。この12月、久々に高田に滞在しておりました。

なぜ再び高田に来ていたかといいますと、今年度の9月から3月まで、空き家総合事業「お家の未来相談窓口」の国交省事業なるものを、東京から遠隔で携わらせていただいて、現場をみることがよりよいお仕事につながるよねということで。

というのは建前でしたー!12月の高田滞在も、そもそも今こうして一緒にお仕事させてもらっている理由も、高田暮舎ないしは高田のみなさんと関わるための口実というのが本音です。不器用なので、理由や目的がないと人と関われないんですよね。高田のひとたち大好きなんです。

そしてそして、思い出しちゃいました、やっぱり楽しい高田での暮らし。東京で過ごすより自然体でいられる。

進路を考えねばならない大学3年生なので、こっそり裏テーマとして、高田で働いて、高田で暮らす未来も見据えながら過ごしていたんです。長期的なキャリア、将来的に何がしたいのか、そのために選ぶ道はなんなのか、ぐるぐる考えていた時、とある移住者の方に「なんで高田に住むことにしたんですか?」って聞いた。そしたら、「ん?楽しいからだよ。」と。

このシンプル極まりない回答が心に刺さった。高田で過ごしたり、高田に移住した人に話を聞いたりして気づかされたことは、仕事や企業、なにをやりたいか云々でなく、楽しく充実した「暮らし」を追いかけたいなということでした。そういえば2年前もおんなじようなことに気づかされていたなあ、変わらず高田は「豊かな暮らし」の大切さを教えてくれる。

実は高田の他にも関わりたい地域はあって、わたしは欲張りだから到底ひとつに選べそうにもない。即席の楽しさ求めて、大学を卒業してすぐ高田暮舎に就職も大いにアリだなと思っていたけれど、それを選ぶと高田以外の地域での暮らしを諦めてしまうことになりそうだ。将来的に、各地に散らばる好きな人たちとの充実感ある暮らしをあますことなく全部実現するために、まずは、社会人として地域を選ばず通用する戦闘力を身に着けようとおもいました。

ショートケーキのイチゴは最後にとっておく派なので、理想の暮らしも先にとっとこう。実現を原動力に頑張ろう。お互い良い仕事してんじゃんと言い合いながら、新たなカタチで一緒に仕事できる日を目指して、強くなって帰ってきます。待っててくださいね。とはいいつつ、今の野望は高田に住みつつフルリモートで仕事することです。

よっ、いいとこどり!ありがたいことに、「好きな場所で好きなように」「働き方の多様化」なんて謳われる社会なので、それに乗じて都合よく自分のやりたいように働き方開拓するぞ~!2月もまた来る予定です。無事に来れたらいいな。

あれれ、自分のハナシになってしまった、スミマセン。。
では、よいお年を。

 

【プロフィール】

岡田侑子(おかだ ゆうこ)

2000年7月3日生まれ/東京都出身/早稲田大学3年生/2020年度春、高田暮舎空き家バンク・インターン/現在、空き家に可能性を感じて「お家の未来相談窓口」に携わる/行動力とフットワークの軽さが売りです/重度の積読家

 

執筆者プロフィール

落 優介

1994年生まれ/神奈川県横須賀市出身/2020年に移住 大学院修了後、社会人を1年経験し地域おこし協力隊として陸前高田に移住。高田暮舎では、広報や空き家などを担当する。音楽と散歩が好き。最近は直売で野菜を買って料理することにはまっている。