大学3年生が日本各地を飛び回りながら就活も済ませて陸前高田市のNPOで8ヶ月間楽しくリモートワークできた話 。休学なしで。

2022.05.30

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表題の通りマルチタスクの鬼こと、暮舎ピチピチ女子大生枠の岡田です。ご無沙汰しています。

5月で高田暮舎でのリモートワークがとりあえずひと段落しました。つい先日の補助金申請はギリギリを攻めすぎてすごかったな。映画「サマーウォーズ」の主人公の気持ちで、血眼になってパソコンに向かい、爆速でカタカタしていました。

そんな重大任務を終え、ホッとした気持ちとかスタッフのみなさんと楽しく働けていたことを恋しく思うのだろうなという寂しさとか、いろいろありますが、どうせまた何かにつけてこれからもお世話になると思うので、そんな寂しくはない気がしています、今は。でもメッセンジャーグループ抜けちゃうといよいよ寂しくなるんだろうなあ・・。

さて、コロナでリモートワークやらワーケーションやら、働き方が変わってきていますね。実は大学生の学生生活もだいぶ変わってきているんじゃないかと自分自身の体験を踏まえ思うのです。今回のコラムは、私自身の経験をそんな一例として少し振り返ってみようかなとおもいます。

私が暮舎でリモートワークを始めたのは大学3年生の9月。当時も今も、ほとんどの授業がオンラインです。私は日中自分の時間をたっぷり取りたかったので、ほとんどを動画視聴型の授業を履修。よって対面授業は週に1日のゼミだけでした。さらに成績も試験の成績が100%でつけられるので、普段の授業に出席しなくてもそこまで問題なし。(よくはないですよね、スミマセン)

だから暮舎で仕事する時間が取れたんです。
※単位が取れたかどうかは別問題、今とても大変なことになっている。

ちなみにタイトルに日本各地を飛び回ったと書いたんですが、リモートワーク期間中の9月から5月の間は、

・9月:神奈川
・10月:兵庫、滋賀、大阪、奈良
・12月:三重、岩手(陸前高田)
・2月:岩手(陸前高田)
・5月:栃木、三重、神奈川

といった具合であちらこちら行ってました。我ながらタフやな。なぜだか面白いことしてる人のところにすぐに行きたくなっちゃうんだよな。

これは暮舎の仕事を三重県南伊勢町でワ―ケーション(?)でしていたときの写真。

いろんな地域に行き、日中は暮舎でのリモートワークや、長期インターン(これもリモート)、その他やりたい活動をして、たまに就活の面談もして、夜が更けてから授業の動画を見たり、課題をしたり。我ながら世界一充実している大学生だと思います。感謝感謝。

働き方のオンライン化のおかげで地方地域とリモートワークという関わり方で繋がることができたし、リモートワーク化・オンライン授業化のおかげで仕事や授業をしながらでもいろんな地域に行けた。さらに就活までもオンライン化してくれたので、面接やら面談の度に違う地域から受けることができた。リモートでもリアルでも、地域との関わりしろが増えました。

自由度が高い学生だからこそ、うまくやろうと思えばこういう暮らしもできるんですね。楽しいもんだ。

と同時に、こんな面白い地域との関わり方ができると知ってしまったので、社会人になっても変わらずやっていけたらなと思います。将来の夢は多拠点生活。どこでもドアならぬどこでもオカダになるとするかな(笑)

またこのコラムを書く日が来たら嬉しいな。
ここだけの話、いろんな地域に行っているけど住むなら陸前高田ですよ。仲良しが多いですから。

では、また会う日まで。
ありがとうございました。

執筆者プロフィール

落 優介

1994年生まれ/神奈川県横須賀市出身/2020年に移住 大学院修了後、社会人を1年経験し地域おこし協力隊として陸前高田に移住。高田暮舎では、広報や空き家などを担当する。音楽と散歩が好き。最近は直売で野菜を買って料理することにはまっている。