『春』 -海から眺める朝日とともに-

2023.02.13

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こんにちは!陸前高田市広田町に住む、石渡博之と申します。

2013年から陸前高田市と関わりをもつようになり、2017年4月に移住して、現在は市内で活動するNPO法人SETの職員として働いています。

今回は季節によって変わりゆく陸前高田の暮らしの一部をお伝えしたいなと思います。

春といえば、草木が少しずつ色めき、心あたたまる穏やかな気持ちになりますよね。そんな一面もありつつ、この時期の陸前高田(特に沿岸側)は各漁場でワカメ漁師さんたちが汗水流しています。

地域のなかだけでは担い手が見つかりづらい状況にあります。しかし、僕たちのような移住者にとっては地域に貢献でき、自分たちの暮らしの多様さにも繋がるため、繁忙期の季節にお手伝いしています。

そんなお仕事は朝の5時前には出港し、8時くらいに戻ってきて朝ごはん。その後は午前中いっぱいわかめを煮たり冷やしたり…という作業工程になります。

この出港時の朝日が、自然の壮大さと地球の生命のサイクルに生きていることを感じさせてくれるほど、素晴らしい景色なのです。

僕たちは朝一から午前中はワカメのお手伝いをして、午後は通常業務に戻るというライフスタイルをこの時期は送っています。

そのため午後のお仕事は…かなり集中しないと(汗)

年間通してこのような暮らしではなく、3月4月の時期だけになるので、まさに季節によって大きく変化します。

この地域だからこそ実現できるライフスタイルの中で、自然を身近に感じながら過ごしたいなと思っています。

活動についてはコチラ
NPO法人SET→https://set-hirota.com/
移住している仲間たちの暮らし→https://note.com/cmc_hirota_0311/

【プロフィール】
石渡博之
1995年生まれ/神奈川県横須賀市出身/NPO法人SET所属/最近は妻とパン作りにはまっています!

執筆者プロフィール

濱口芽

【プロフィール】 1990年生まれ/大阪府出身岩手県育ち/映画を観ること、甘いもの、座ってぼんやりすることが好き/芸大出身で美術の作家活動もしています