ホヤに挑む@陸前高田

2023.11.08

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お久しぶりです。高田暮舎移住コンシェルジュの石田です。

2月に移住してきてから早9ヶ月。

地域のみなさんの温かさに支えられながら、おかげ様で高田暮らしもすっかり慣れてきました。

陸前高田や三陸地域にお住まいの方には愚問かもしれませんが、みなさんはホヤを食べたことがありますか?そもそもホヤをご存知ですか?私は陸前高田に移住するまでホヤの存在を知りませんでした。スーパーで初めて見たときの衝撃は今でも忘れません!

「何だこれは!?」と二度見、三度見、四度見くらいしました(笑)

気になって調べてみたら、貝でもなく、魚でもなく、尾索動物というものに分類されるそうです。成熟したホヤは餌をとる必要がなくなるため、自分の脳みそを食べる個体もいるとか…。謎は深まるばかり。

そんなある日、スーパーで半額シールが貼られたホヤの塩辛を見つけました。

半額なら!と思い購入。まずは夫が一口ぱくり。・・・。反応がない?と思った瞬間歪んでいく顔。次に私が恐る恐るぱくり。・・・。今までに経験したことのない、なんともいえない味と不思議な食感。

塩辛だから合わなかったのかもしれないと思い、朝どれ新鮮なホヤにも挑戦してみました!調理はせずにお刺身で。しかし結果は二勝二敗(涙)ホヤは、甘み・塩見・酸味・苦み・旨味、5つの味覚を一度に堪能できる、まさに旨味の宝石箱!しかし好き嫌いが極端に分かれてしまう食べ物でもあるそうです。

そんなある日、2泊3日の移住体験ツアー「お試し高田暮らし」でお世話になった民宿沼田屋さんの夕食で、ホヤ料理が出されました…。内心オドオドする私。どうしよう、苦手なのに…。だけど残すのは申し訳ない…。そんな気持ちで恐る恐る食べたら、臭みがまったくない!柔らかい!美味しい!衝撃が走りました!

ホヤは味付け次第、と言っていた方がいましたが、まさにその通りでした。味付けなしのお刺身で食べるほど上級者にはなれませんが、臭み抜きの処理+味付けがあれば私でも美味しく食べられることに気づきました。まさに三度目の正直。何事もすぐに諦めず挑戦することが大事だと、ホヤに気づかされた出来事でした。

 

【プロフィール】
石田裕夏(いしだゆか)
1987年生まれ/新潟県長岡市出身/居住歴:新潟、アメリカ、東京、静岡、京都/2023年2月に家族3人でIターン移住/地域おこし協力隊として、高田暮舎で移住コンシェルジュを担当/旅行、温泉、産直が好き/高田の色んな活動に参加してみたいです!

執筆者プロフィール

石田 裕夏

1987年生まれ/新潟県長岡市出身/居住歴:新潟、アメリカ、東京、静岡、京都/2023年2月に家族3人でIターン移住/地域おこし協力隊として、高田暮舎で移住コンシェルジュを担当/旅行、温泉、産直が好き/高田の色んな活動に参加してみたいです!