お久しぶりです。移住コンシェルジュの多勢です。
最近インフルエンザが流行しているようですが、みなさまはお元気でしょうか。

2ヵ月前の話になりますが、９月末で移住３周年を迎えた翌週末、広田町では４年に１度の「広田町黒崎神社式年例大祭」が開催されました。

広田町黒崎神社式年例大祭とは、広田町を構成する８つの地区それぞれの祭り組が奉納出演演目を披露する祭典のことで、開催場所となる黒崎神社はなんと平安時代末期に造られたそうです。

この日、関東からの友人が遊びに来てくれる予定があり、一ノ関でピックアップ後、カモシーのパン屋さん「マーロ」でテイクアウトをして例大祭へ向かおうと考えていましたが、いざ行ってみると大混雑！皆さん考えることは同じなのか、パンが見えないくらいずらりと人が並んでいました。

なんとかパンをゲットして、広田町の駐車場行き、バスに乗り換えて会場へ。
綺麗な青空のもと屋台が並び、お囃子が聞こえ、多くの人で賑わっていました。（後日、これでも以前より人が少なかったと聞いて、驚きです）

実は今回、私のパートナーも参加をしていて、仕事の合間を縫って練習を頑張っていたのを見ていたので、当日を楽しみにしていました。
演目は「大名行列」。縦2列に並び、足並みを揃えてじわりじわりと前に進みながら、時折順番を入れ替え、また進む。

（念のため、顔を隠してご紹介させていただきます）

派手さはなくても、動きがみなさん綺麗に揃っていて、特に最前列のお二方は後ろが見えない状態でも自信を持った振る舞いをされていて、とても素敵でした。
小袖の待機所にご挨拶に伺ったときは、皆さん優しく声をかけてくださって、それも嬉しかったです。

最後に見たのは「梯子虎舞」。20ｍもある梯子を命綱なしで登り、豊漁と悪魔退散を祈願して舞う根岬の演目です。国の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選ばれているそうで、大迫力でした。

これ中でどう動いているの！？という時も。
腹筋？背筋？なんにせよ、この体勢で美しく舞えるなんて本当に凄いとしか言えません。

この緑色の方が、梯子の縦棒の部分をするすると滑って移動する技も、見ていてかなりドキドキするもの。
周りの太鼓の音色もあいまって、とにかく迫力満点でした。

まだ見たことのない方は、ぜひ４年後、陸前高田の広田町に来てくださいね。