陸前高田市地域おこし協力隊インターンシップレポートvol.6

2024.03.11

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こんにちは!
2024.2.19〜2024.3.3にかけて、NPO法人SETさんでインターンさせていただきました、眞崎漱太と申します。

私は小学生の頃、旅好きな父に連れられて長期で休みがもらえた時には日本の全国を回っていました。鹿児島の桜島、鳥取の砂丘 岡山の後楽園などは今でもはっきりと覚えています。しかし、そうした記憶の中でも震災直後の陸前高田市内は今でも鮮明に覚えています。私は震災から一年が経ったころの2012年に被災の跡がまだ残る陸前高田市を訪れました。テレビで見ただけでは伝わらない何もなくなってしまった街の姿は今でも忘れることのできない思い出です。

その時にテレビで見ることと自分の目で直接確かめることは違うと感じ、町の景色をより直接見て回りたいと思うようになりました。

大学生になってからは時間を見つけて夜行バスに乗って全国を旅するような暮らしをしていました。
そうした中で、能登半島地震が年の初めにおきました。学生最後に地域おこし協力隊インターンに参加したいと考えていた私はその時ふと「あの時の陸前高田市はどうなったんだろう?」と思い、陸前高田市でのインターンに参加させていただくことになりました。

インターンシップでは主に
・民泊受け入れ家庭への訪問とインタビュー記事の作成
・山の整備のお手伝い
などを行いました。

民泊の受け入れ家庭の訪問では地域の方々と多くお話させていただく機会に恵まれて、陸前高田市のことをより知る素敵な機会になりました。

インタビュー記事の作成では計四件ほど民泊を既に受け入れていただいているご家庭にお邪魔させていただき、私の目線から話を詳しく聞かせていただきました。またその地域の方が自分の地域をどう思っているのかのお話も聞かせていただきました。

活動を通して感じたのは、地域で元気な人がとても多いことです。インタビューをさせていただく家庭は大学生である自分よりも年が離れている家庭が多くありました。ですがとてもエネルギーに溢れたパワフルな方が多く、私の方が元気をいただきました。

また私の地元では雪景色をあまり見ることがなく、滞在期間に降った雪は忘れられない思い出になりました。

陸前高田市は外の人からの印象は「震災」というものが強いかもしれません。しかしこうしたインターンの中で出会った素敵な方々の力強さや逞しさ、そして温かさをもっとたくさんの人に触れてほしいと感じるようになりました。

たくさんの人とのご縁を感じた、2週間のインターンでした。今後は自身のSNSでもできる限り魅力を発信しながら多くの人に陸前高田市を訪れてくれるように頑張りたいです。
今の陸前高田市を知れるとても素敵な2週間でした。

陸前高田市で関わってくださったみなさま、大変ありがとうございました!また遊びにいきます!

執筆者プロフィール

高橋瞳

1997年早生まれ/千葉県出身/2020年9月末にIターン移住/人材会社で約1年半働いた後、陸前高田市の地域おこし協力隊に着任。高田暮舎では、移住コンシェルジュを担当/旅やアクティビティ、新しい体験が好き