居場所をくれた皆さんへの恩返し

2023.01.31

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みなさんこんにちは!
東京出身の29歳、久保玲奈です。
2012年8月~2019年3月まで東京と陸前高田を往復しながら色々な活動をし、2019年4月から陸前高田に住んでいます。

「移住者」はキラーワードのように聞こえますが、都会でも田舎でも自分にとって居心地のいい町を見つけられることが“幸せ”だと思っています。
私にとっての居心地のいい町は、ここ陸前高田でした。

春夏秋冬を感じられる風景、新鮮で美味しい食材、何かあれば助け合えるコミュニティ、すれ違うときに挨拶をする子どもたち、空いっぱいに広がる星空……

都会になくて陸前高田にあるもの、にいつも魅了され“幸せ”を感じています。

私が「高田暮らし」をする上で大切にしていることは、災害が起きたときに自分が被害に遭わないことです。

今までずっと、たくさんの人たちに支えられて暮らしています。
東京で評価される「成果」ではなく、私の「内面」を見て応援してもらえたのが初めてで、自分らしくいていいんだ!と気づかせていただきました。

そんな皆さんに何をお返しすればいいのだろう……と考えたときに、「東日本大震災と同じことを繰り返さないために動こう」と思いました。

色々な機会で、ふと東日本大震災の話を聞かせていただきます。
この話を無駄にしてはいけない、自分が被害にあったら恥だ、という想いで動いています。
(陸前高田でやっているプログラムは下のリンクよりご覧ください!)

自然を満喫したり、ごはんを堪能したり、人と交流したりするだけでなく、私は暮らしの中に防災を入れています。
少しずつ陸前高田の人たちも企画に関わるようになり、輪が広まっていくことにワクワクしています。

自分がやりたいことがあって陸前高田にくれば、応援してくれる誰かがいます。
自分の居心地がいい「高田暮らし」が見つかりますように。

活動についてはコチラ
防災バッグだけで2泊3日してみた!
3.11仮設住宅体験館
市街地模型ガイド

【プロフィール】
久保玲奈
1993年生まれ / 東京都世田谷区出身 / フリーランス / 自分の命を守るために誰もが当たり前のように防災対策をする世の中になるよう奮闘中!

\久保玲奈さんの移住の経緯や想いは、こちらをチェック/

2021.12.24. 移住者インタビュー記事
何者でもない「普通」に自分らしく暮らす

執筆者プロフィール

高橋瞳

1997年早生まれ/千葉県出身/2020年9月末にIターン移住/人材会社で約1年半働いた後、陸前高田市の地域おこし協力隊に着任。高田暮舎では、移住コンシェルジュを担当/旅やアクティビティ、新しい体験が好き