コンテンツ
※後列左:嶋村拓郎さん 右:佐々木誠輝さん、前列左:代表取締役 長谷川順一さん 右:小山菜生さん
市内横田町にある創業64年の建設会社、「株式会社長谷川建設」。
土木・建築事業の他にも、ぺレットストーブの普及活動を行うエネルギー事業、がれきやガラスくずなどのリサイクル事業も行っています。
今回は建築部、土木部、企画戦略室、総務部の4つの各部署で一緒に働く人を募集します。
はじめに、長谷川建設代表取締役の長谷川順一さんに、会社の歴史や事業内容についてお話しを伺いました。
2021年11月12日より、市内横田町へ新社屋移転となりました。
自分たちにしかできないことを、実現していく
長谷川建設のスタートは、土木部からでした。その後、建築部を立ち上げ、公共工事から住宅やリフォームを行う民間工事も手掛けてきました。
28歳の若さで社長に就任した長谷川さん。その3年後に東日本大震災が起こります。
会社は全て流されてしまいましたが、立ち止まることなく復興工事を請け負い、地域のために動き続けました。
「復興工事はスタートした時点で終わるもの。その中で建設屋の立場は、けっこう微妙なところだと感じていますね」。そう話す長谷川さんは、他社との差別化を目指しています。
「同じことをやっていても、同じ結果にしかならない。だから、やり方を変えるしかないと思っています。自分たちがこういう街になってくれたらいいなというのを、具現化させていきたいなと思っています」。ICT土木技術習得のため、社員を日本各地へ派遣したり、地域の森林資源を活用する木質エネルギーの可能性を伝える、環境活動にも取り組んでいます。
学び、経験し、行動する。全ては型にとらわれない考え方に繋がる
次に、今回募集する3部署の担当者からそれぞれ仕事内容や求める人物像について伺いました。
建築部の佐々木誠輝さんは、「知識や技術がある経験者なら即戦力にはなるが、一番大事なことは、変化をおそれない人。従来の考えややり方に対して疑問に思えて、興味を持って仕事をする人と一緒に働きたいですね」。枠に収まらない、はまらない考え方が身につくという建築部。世界的建築家の隈研吾氏が設計し、長谷川建設が施工を担当した「陸前高田アムウェイハウス まちの縁側」。佐々木さんは、他では経験できないような、現場や技術が経験できる部署と話してくれました。
左:建築部の佐々木誠輝さん 右:土木部の嶋村拓郎さん
土木部の嶋村拓郎さんは、3D技術を駆使した現場での仕事をしています。最先端の技術を学ぶため、1年ほど熊本県で修業をしてきたという嶋村さん。「習得するのには、慣れは必要ですが、機械もスマートフォンの延長線上のような感じです。全くの初心者でも、3カ月くらいで操作も覚えられるので、若い人でも女性でも活躍できると思います」。新しいことへチャレンジしたい人、学びたい人、自信を持って仕事ができるまで、しっかりとしたサポート体制も整っています。
企画戦略室の小山菜生さん。入社後、感じたことは「会社は、1つのことをずっとやっているイメージだったが、そうではないのでいい意味で飽きないです。職場は、意見も言い合えて、和気あいあいの雰囲気ですね」。と、毎日新鮮な気持ちで働けている小山さん。現在は、グループ会社の管理やスケジュール調整等の業務を中心に行っています。今回募集する企画戦略室については、「向き不向きもあると思います。経営や管理業務に興味のある人だと嬉しいです」。と話してくれました。
総務部では、決算書の資料作成や日々のお金の流れなどを管理する、会計や財務の業務を行います。
右:企画戦略部の小山菜生さん
まずは興味をもつことからスタートしてほしい
「その人のやりたいことを尊重し、そのうえで会社が目指していく方向と近いといい」。と話す長谷川さん。
入社後必ず行っていることは、どこの部署に行きたいか?何をやりたいか?をヒアリングすることです。明確に資格を持って入ってきた人は、そこの部署に配属となり、資格はないがやる気のある人は、全部署を数カ月でまわって見てもらい、好きなところに入るという流れになります。
「何を目的として入るかで、しっかり礎を築いてこういう姿になりたい!と興味を持ってきてくれたら嬉しい」とも話していました。
一人一人の「個」を尊重し、共に学び、この地域の明るい未来を創る仲間を募集します。
Text:吉田 ルミ子